※この記事は、主に川越市西部地域外の鉄道好きに向けて作成しております。
プロローグ
池袋から東武東上線の急行で36分の場所に位置する霞ヶ関駅。1日の平均乗降人数は22,214人(2021年度)で、特筆して多いわけでは無いものの、それでも速達列車が停車する坂戸(24,002人)や東松山(23,368人)と比肩するのは、東京国際大学の存在が大きいだろう。
夜の霞ヶ関駅(北口)
さて、そんな執筆主の私が住む霞ヶ関駅だが、特にこれといって観光スポットがない。河越館や川越水上公園といった場所も無いことにはないのだが……。やはり、一つ二つ東に行った川越市・川越の「小江戸」には敵わないというのは、同じ市内にある駅としての運命ではなかろうか。
川越の名所、時の鐘
かと言って、住みにくいかと言われると、大学があるおかげか、不便はしていない。以下に、駅周辺にあるチェーン店を列挙する。
駅周辺には、ここに挙げた店舗以外に、個人経営のインドや東南アジア系の店が多い。これは間違いなく東京国際大学の影響だろう。
というわけで、観光には向かないが居住にはそれなりに向いている町、霞ヶ関。その駅周辺にある、個人的に気に入っている撮影スポットをまとめた。なお、私はまだまだアマチュアなので、撮影の腕は保証しない。あくまで、「こんな風に撮れる」という参考程度にしてほしい。
撮影スポット一覧
①ホーム池袋方先端
奥が教習所のため、開けた背景で撮影できる。しかし、狭い上に通過列車は高速で横を通り過ぎるため、安全には気をつけたい。
②ホーム小川町方先端
ホームの先に給水塔があるため、撮影には一工夫が必要である。上の写真は、一番端の柱に機材を密着させるように持って撮影したもの。かなり黄色い点字ブロックぎりぎりになるため、体はホームの内部に据えておきたい。
一方で、上の写真はホーム柵の間を縫って撮影したもの。この方が比較的安全なため、通過列車の場合はこちらをお勧めする。
③改札外
橋上駅舎の改札外通路から俯瞰するように撮影すると上のようになる。雨風をしのげるが、架線柱があるのとカーブになっているため、編成全体は写らない。
④東173号踏切
県道114号との踏切で、駅から最も近い。カーブの途中にあり、全ての列車が少し速度を下げているので撮りやすい印象。
⑤東174号踏切
大型車通行止めとなる、幅員の狭い小さな踏切。カーブの内側から上り電車を撮るのは困難。近くにアサヒとキリンの自動販売機がある。
⑥北口地下道付近
2番線に停車している上り電車を撮れるが、柵が少々高め。下り電車は柵と架線柱の問題で全編成が入りきらない。
⑦みどりの広場公園付近
架線柱が被るが、下り電車の全編成を写せる。ブロック塀があるので、上り電車は写すのが難しい。
⑧東171号踏切
あおい公園の近くにある、幅員の狭い踏切。有名らしい。
エピローグ
まとめてみて、上りは駅の西側、下りは駅の東側の方が、比較的上手く撮れるのだな、というのが感想としてある。今回取り上げた撮影スポットは、全て駅から徒歩15分以内で行ける場所となっている。近くに来た時は、一度寄ってみてはどうだろうか。